ITパスポート講座の講師ブログ

SLAとSLM

サービスの品質のレベルに関する合意は、SLA<Service Level Agreement>にて行います。

開発するシステムが実現すべき品質を定量化していきます。
完成したシステムがSLAを満たしていなかった場合、賠償や訴訟問題にもつながりかねません。
そのため、SLAは何十、何百ページにもわたる書類になります。
私もIT企業にいたときに、SLAを読んだことがありますが、分厚くて読み込むだけで非常に時間がかかりました。

そのため、SLAを満たすことをきちんと意識してプロジェクトを進めないといけません。
そのようなSLA<Service Level Agreement>に基づいたサービスの品質を実現するための管理活動のことをSLM<Service Level Management>といいます。

SLMに基づいて顧客のニーズを実現することがシステム開発では重要となります。