ITパスポート講座の講師ブログ

カプセル化

TCP/IPモデルでは、4階層に分けてデータをやり取りしています。
データを送信する際、各層のプロトコルに従って、情報が付加されていきます。例えば、インターネット層ではIPパケットが追加され、ネットワークインタフェース層ではイーサネットフレームが追加されます。
IPパケットでは、送信元や送信先のIPアドレスが付加されます。イーサネットフレームでは、送信元や送信先のMACアドレスが付加されます。
このように、階層ごとに情報が付加されることをカプセル化といいます。逆に、データを受信する側は各層のプロトコルに従って非カプセル化が行われ、データを受け取ることになります。