ITパスポート講座の講師ブログ

平均値と中央値と最頻値

平均値、中央値、最頻値は、データ全体を代表する数値です。
平均値は、データの値を合計し、データの個数で割ったものです。
中央値は、データの値を並べた際に中央に位置している値です。
最頻値は、データの中で最も多く出現する値です。

例えば、厚生労働省が2020年に公表している国民生活基礎調査の報告書では、平均年収は約552万円、中央値は437万円とされています。

しかし、この返金値は高所得者層が吊り上げている数値であり、約50%の人が中央値以下の年収となっています。実際、年収の最頻値は200~300万円です。

このように、平均値だけではなく、中央値や最頻値も見ることで、より正確にデータを読み取れます。