ITパスポート講座の講師ブログ

技術経営の壁

技術経営の壁を意味する言葉に、「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」があります。
魔の川は、研究所において基礎研究から応用研究の間にある障壁のことをいいます。
死の谷は、研究開発の成果が製品化に結びつかない状況や技術経営の成功を阻む障壁のことです。
ダーウィンの海は、魔の川・死の谷などの障壁を乗り越え、製品化に成功し販売開始しても、市場で淘汰されてしまうことをいいます。

商品はこのようないくつもの壁を乗り越えた先でシェアを獲得しています。
裏を返すと、これらの壁を乗り越えられずに消えていった商品が世の中にはたくさんあるということです。