ITパスポート講座の講師ブログ
パケット

データを送信するとき、実はそのデータは細かく分割されています。
分割されたデータの塊をパケットといいます。

もともと、データ通信は交換回線方式でした。
送信元と送信先を直接つなぎ、データをやり取りしていました。
しかし、交換回線方式だと通信中はその回線を専有してしまい、他の端末が通信できないというデメリットがありました。
通信したくても、前の利用者が終わるまで待つ必要があります。これだとあまりにも使い勝手が悪いです。

そこで開発されたのがパケット交換方式です。
データをパケットという小さい単位に分割して送信します。そして、データを受け取った側がパケットを連結させます。この方式のおかげで回線を専有する必要がなくなり、複数の端末が同じ回線で同時にデータ通信ができるようになりました。