みなさん、こんにちは。
先日、平成26年度の社労士試験の合格発表がありました。
択一式の合格基準点は45点以上でした。
平成25年度以前5年間の択一式の合格基準点は
44点 48点 46点 46点 46点
となっているので、平均的なラインだったといえるでしょう。
選択式の合格基準点は総得点26点以上でした。
問題の質を考えると、比較的得点しやすいものが多く、
もう少し高くなるかと個人的には思っていたのですが、
極端に高くなることはありませんでした。
そこで、
「雇用保険法」と「健康保険法」の科目別基準点が引き下げられました。
この2科目、私の感覚からすると、それほど難しいとは思えない出題でした。
ただ、数字を空欄にしているものが多かったんですね。
ですので、正確に覚えていないことで、得点できない受験生が大勢いたのでは
ないでしょうか。
また、難しい規定ではないのですが、条文構成が複雑なため、一般的に、
条文そのものではなく、簡略化した文章や表などで示されていることが多い
箇所が条文ベースで出題されたため、混乱してしまった受験生もいたかと
思われます。
これも得点が伸びなかった一因かと思われます。
とはいえ、正確な知識を身に付け、文章を読み解く力があれば、
答えは導き出せる出題です。
ということで、平成27年度試験の合格を目指す方、
正確な知識を身に付けること
文章を読み解く力を養うこと
この点を意識しながら勉強を進めて下さい。