社会保険労務士講座の講師ブログ

熟読 熟解

こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

勉強の進み具合は、いかがですか?
そう言われると、「ちょっと・・・」となってしまう方が
いるかもしれませんね。

さて、今回は、「過去問の解き方」についてです。

テキストでも、問題集でも、ちゃんと読んでいない方・・・けっこういるようです。
しっかり読んで、しっかり解く
これ、大切なんですが。
時間短縮のためか、早く読もうとする、
これ、極端な言い方をすると、「百害あって一利なし」です。
概要を掴むときは、ざっと読んでもいいのですが・・・
社労士試験、どんな問題が出るのか、知れば、いかに危険か、わかるはずです。
「1文字なくて、誤り」なんて問題ありますからね。
急いで読む、慌てて読む、そんな癖とかが付いていると、
普通に読むときも、けっこう見落としたりするってあります。
ですから・・・
そのような読み方は、しないようにしなければいけません。

過去問を解くこと、
これ、回数を自慢したいのかって思う方もいます。
過去問、10回解きました、20回解きました。
それだけの回数、もし、しっかりと解けば、かなり実力が養われるはず。
ただ、問題文を熟読していなかったり、正誤の判断だけしかしなかったり、
なんてことでは、回数が多くても、効果はあまりないでしょう。
テキストを読む回数、問題を解く回数、
確かに多いほうが良いのですが、肝心なのは、その中身です。
熟読 熟解
これができていないのであれば、
回数が多くても・・・・・
実際の試験では、解くスピードも必要でしょうが、
まずは、しっかりと読み、しっかりと解く、
これが大切です。