社会保険労務士講座の講師ブログ

障害者雇用状況の集計結果

今年が始まったと思ったら、1月はもうすぐ終わりです。
時間が経つの、早いですね!
フォーサイト専任講師の加藤です。

さて、今回は、また労働経済に関することです。

先月、厚生労働省が「令和3年 障害者雇用状況の集計結果」を公表しました。
この調査結果は、選択式で出題された実績があります。

その出題の中に、
平成24年6月1日時点で法定雇用率を達成している民間企業は、全体の( C )
であった
というものがあり、答えは「半数近く」でした。

労働経済に関しては、割合などを論点した問題が出ることがありますが、
このように、ピンポイントの数字ではなく、おおよその割合さえ知っていれば、
正解を導き出せるというものがあります。

ですので、「令和3年 障害者雇用状況の集計結果」については、
主だったものとして、民間企業に関して
● 実雇用率は2.20%、対前年比0.05ポイント上昇し、過去最高を更新
● 法定雇用率達成企業の割合は47.0%、対前年比1.6 ポイント低下
となっているので、これらのおおよその割合と上昇なのか、低下なのか、
この点を知っておきましょう。

ちなみに、前述の問題について、令和3年調査の結果で考えた場合、
法定雇用率達成企業の割合は47.0%だったので、
やはり「半数近く」ということになります。

それでは、今回は、これまでです。