社会保険労務士講座の講師ブログ
理由を考えよう

みなさん
こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

令和6年度の試験から10日以上経っていますが、
試験を受け、結果が思わしくなかった方、今後どうするか決めているでしょうか?
今年で最後にするという方もいれば、再チャレンジしようと考えている方もいるでしょう。
再チャレンジと決めて、すでに勉強を始めている方もいます。

そこで、再チャレンジする方、「なぜ、合格基準点に達しなかったのか」ということ
考えてみましたか?
「達しなかった理由」として、
「勉強方法を間違えた」とか、「情報量が足りていなかった」とか、いろいろあり、
人それぞれ理由は違うでしょうが、「達しなかった理由」これをはっきりさせないと、
再チャレンジしても、また同じ結果になってしまいます。

来年度の試験で合格するには、理由を考え、そこを修正していく必要があります。
ただ、修正しようとして間違ったほうへ進んでしまわないように。

例えば、試験を受け、問題を解き、知らないことがあったりすると、
「情報量が少なかった」と考えてしまうことがあり、
次に向かって勉強を進めるとき、いたずらに勉強する幅を広げようとすることがあります。
思うように得点できなかった決定的な理由は、多くの場合、
「情報量が少なかった」ではなく、
「知識がしっかりと定着していなかった」とか、
「応用力が身に付いていなかった」とか、
です。
それにもかかわらず、幅を拡げようとする勉強をすると、逆効果ということがあり得ます。

ですので、勉強方法の修正、間違えないでください。
結局のところ一番大切なのは「基本」です。
これを忘れないように。