皆さん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の中村篤史です。
成年後見をしていると、1人の成年被後見人について、1年に一度、家庭裁判所に対して報酬付与の申立てをします。
報酬付与の申立ての際には、財産目録や収支状況報告書を作成して、成年被後見人の方の1年の財産の収支を明らかにしなければなりません。
収入・支出と現時点での財産の総額がピッタリ一致すればよいのですが、すぐには一致しないこともあります。
そういうときは、計算間違いをしていることになりますので、金額が一致するまで何度も計算をすることになります。
つい先日も、金額が一致するまで少々時間がかかってしまいました。
報酬付与の申立てをすると、1～2週間程度で、家庭裁判所から報酬付与の審判書が送られてきます。
1年に一度の報酬付与ですので、ボーナスが入ったような気分になります（笑）。
