司法書士講座の講師ブログ

住宅用家屋証明書

皆さん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の中村篤史です。

試験には関係のない話ですが、個人が自宅を購入する際には、住宅用家屋証明書を取得することで、不動産登記の登録免許税が安くなります。
具体的には、所有権保存登記の税率が1000分の1.5、所有権移転登記の税率が1000分の3、抵当権設定登記の税率が1000分の1になります。

ただ、すべての場合に登録免許税が軽減されるわけではなく、不動産について床面積や築年数などの要件を満たす必要があります(狭すぎるものや古すぎるものはダメ)。
登記申請の際には、前もって市役所等で住宅用家屋証明書を取得しておき、他の添付情報と一緒にこれを提供することになります。