司法書士講座の講師ブログ

原始定款の誤記

皆さん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の中村篤史です。

先日、株式会社の設立登記を申請したところ、定款に誤記があり、法務局から誤記証明書の提出を求められました。
その定款は、私ではなく行政書士が作成したもので、発起人として、発起人ではない代表取締役の氏名が記載されていました。
私は、定款に誤記がある旨を行政書士に伝え、その行政書士がその旨を公証人に伝えて誤記証明書が発行されました。

このような誤記は、定款認証の段階で公証人が気づくと思うのですが、そのまま認証されてしまうこともあるんですね。