通関士講座の講師ブログ

国内輸入車販売実績から見えるもの

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

本年6月の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は
前年同月比6.9%増の3万1024台でした(日本自動車輸入組合(JAIA)7月6日発表)。
3カ月連続で前年実績を上回り、販売台数に占める
ディーゼル車の割合は18.1%でした。

価格帯別では、400万円未満が5.4%減の1万6433台、
400万円以上1000万円未満が12.1%増の1万700台、
1000万円以上は30.8%増の2038台でした。
排気量660cc超の登録車に占める輸入車のシェアは10.8%でした。

ブランド別では、首位の独メルセデス・ベンツが0.3%増の6368台、
2位の独フォルクスワーゲン(VW)が5.6%減の5127台、
3位の独BMWが9.2%増の5652台でした。

2016年上半期(1~6月)の輸入車販売台数は14万5501台と、
前年同期に比べ0.6%増えました。
BMWの販売が伸びた半面、排ガス規制問題のあったVWは大きく減少しました。

製造メーカーの不祥事(排ガス規制問題)の影響は、貿易上も顕著に表れます。