「危険物」を取り扱うために必要な国家資格です。
危険物とは、ガソリンなどの石油類、金属粉など可燃性・引火性の高い物を指します。
危険物を大量に取扱う施設では、危険物取扱者を常駐させなければいけませんので、燃料や塗料を製造する化学工場や、印刷会社、ガソリンスタンドなど多業種の職場で活躍しています。
危険物取扱者の資格は、甲種・乙種・丙種の3種類があります。
中でも乙種は、1類から6類まで区分されており、ガソリンなどの石油類を扱うガソリンスタンドでは4類資格=乙種第4類危険物取扱者が必要です。
乙種第4類は危険物取扱者の資格の中で最も幅広く役立つ資格であり、危険物を取扱う職種では就職に有利になる場合が多いです。
危険物取扱者は、サラリーマンや中高年ばかりでなく、高校生の受験者もおり、工業・製造業・石油関連などの業界に就職したい方に有利な国家資格になります。