通信講座についてCorrespondence course

注目を集める通信教育

従来の「学校」といえば、「通学する」のが一般的でした。
しかし、インターネットの急速な普及を背景に、自宅に居ながらにして学習ができる「通信教育」分野も急成長を遂げ、通学での学習と同等以上の効果が期待できるようになりました。
これにより、近年では、通学講座が減少し、「通信教育」による学習が急速に増加しています。 「通信教育」で学習し、国家試験等の難しい資格の取得を目指す方も増え、通信教育へのニーズは着実に高まっています。

通信教育を選んだ理由は?
  • いつでも、どこでも自分のペースで勉強できるから 42%
  • 受講料がリーズブルで、交通費などもかからないから 25%
  • 独学では、合格できるかどうか不安だったから 10%
  • 仕事の都合で通学するのが難しかったから 9%
  • 通学を希望していたが、通える学校がなかったから 8%
  • 家事・育児の都合上、自宅で勉強したかったから 6%

通信教育を有効に活用するために

通信講座の最大のメリットはなんといっても、「いつでも、どこでも自分のペースで勉強が進められる」という点にあります。
そして、このメリットを最大限に活かすには、「やる気」と「継続力」が必要です。
この2つを高める方法について考えてみましょう。

やる気を高めるには?

「やる気」はどのような時にわいてくるのでしょうか? 
それは、以下の3つがポイント。これがそろうと、いっそう「やる気」がわいてきます。

  • 目標がある
    ex. 「相続に特化した行政書士になりたい」「行政書士になって自分の住む街の人の役に立ちたい」「資格を取って転職したい」など、大きな志があると、やる気を維持できます。
  • 興味、関心がある
    ex. 「法律に興味があるから行政書士」「不動産が好きだから宅建」「ファッションに興味があるから、カラーコーディネーター」など、勉強内容に興味・関心があるといいですね。
  • 報酬がある
    ex.「これをがんばったら、欲しかった○○を買う!」「合格したら旅行」など、自分へのご褒美を設定する。名誉・お金・快感など、自分が好ましいと思える報酬を設定しましょう。

継続力を高めるには?

継続力を高める方法をいくつかご紹介します。

勉強のハードルを低くする
ex. 常に目に見える場所に教材を置き、いつでも勉強できる状態にしておく。教材を持ち歩く。
誘惑因子を減らす
ex. ゲームやマンガを部屋に置かない。テレビをつけない…etc
中間目標と、小さなご褒美を用意する
ex. 憲法の勉強を○月×日までに終えたら遊びに行く。  確認テストで100点を取ったらお菓子を食べる。
嫌なときは休み、また、再開する
ex. 誰でも勉強する気になれない日はあります。  そういう日は気分転換をして、次の日からまた始めましょう!
家族や友人、まわりの人にサポートしてもらう
自分だけで頑張るのは大変ですが、家族や友人がサポートしてくれると、自然とやる気もわいてきます。
学習記録をつける
フォーサイトでも合格グッズとして合格手帳をご用意していますが、できれば毎日、学習記録をつけましょう。
記録をつけることで勉強が習慣化するだけでなく、自信もわいてきます。
マンネリ化対策
勉強がマンネリ化してしまい、せっかく勉強していてもダラダラしてしまう‥‥。
そんなときには、なぜその資格を取りたいのかという目標を再確認したり、勉強する場所や方法を変えて気分をリセットしてみましょう。

通信講座で合格するコツ

はじめて通信講座を受ける方は、学習を始めてから合格までの流れがなかなかイメージできないと思います。
通信講座で「合格のコツ」は、次の3つです。この3つを徹底して実践することが、とても大切です。

  • 勉強時間を
    確保する。
  • 場所を問わずに
    勉強する。
  • さまざまな勉強方法を
    試してみる。

1、勉強時間を確保する。

試験に合格するには、まず、絶対的な学習時間が必要となります。 そこで、社会人の場合、どのように学習時間を作るかが課題となります。
「目標勉強時間:1日2時間」と聞くと、誰もが「忙しくて、ムリムリ」と考えがちです。
しかし、2時間続けて勉強することを想像しているからではないでしょうか? 仕事、家事、育児などでいくら忙しくても、15分、30分程度の空き時間なら意外に確保できます。 15分も4回確保できれば、1時間。30分も2回確保できれば、1時間なのです。

このように、ちょっとした空き時間を積み重ねることを考えましょう。

学習時間を増やすための4つのポイント
1、削れる時間は削り、学習にまわす。
Ex. テレビ・ゲーム・インターネット‥‥etc
2、二重に使える時間は、学習をする。
Ex. 通勤・通学・食事‥‥etc
3、スキマ時間を最大限有効活用する。
Ex. 待ち合わせ時間までの10分、家事の合間の5分‥‥etc
4、平日はなるべく午前中に勉強する。
社会人の場合、夜に予定が入ることも多く、効率も悪くなりがち。

2、場所を問わずに、勉強する。

勉強というと自分の部屋で黙々と‥‥というイメージの強い方が多いかもしれませんが、場所にこだわる必要はありません。 環境が変わることで気分も変わりますし、eラーニングを活用すればいつでもどこでも勉強が可能です。

自宅

●部屋・リビング
●トイレ:暗記にはもってこい
●お風呂:防水携帯などを活用して

会社

●デスク:始業前後や昼休みに
●会議室:静かで勉強がはかどる
●通勤:電車通勤などはスマホで復習

学校

●教室:始業前後・休み時間に
●図書館:静かで集中できる
●学食:お昼休みも

カフェ

家で勉強できない人や静かすぎると集中できない人に。気分転換にも。

図書館

静かで空調もきいているため、勉強している人が多く、集中できる。

公園

天気のいい日には散歩や気分転換もかねて。体を動かして脳も活性。

講義音声を流しながら。ただし、運転にはくれぐれもご注意ください。

3、さまざまな勉強方法を試してみる。

いつも同じ勉強方法では、どうしても飽きがきてしまい効率が悪くなりがちです。 勉強方法を変えることで新たな視点で勉強できるだけでなく、集中力も保つことができます。

  • 1、テキストを読む
  • 2、問題集を解く
  • 3、パソコンで確認テストを受ける
  • 4、携帯電話で○×問題に挑戦
  • 5、講義音声を聴く
  • 6、講義動画を見る
  • 7、テキストを声に出して読む
  • 8、習ったところを他人に教えてみる