簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
だんだん暑くなってきましたね。
バテ気味にならないようがんばりましょう!

前回の続き、インデックス運用の話です。
簡単な例を作ってみましょう。
平均株価というインデックスがトミタ、ボニー、イマン、瑞穂の4銘柄だけで構成されているとします。
トミタ株は100万株、ボニー株は80万株、イマン株は50万株、瑞穂株は30万株が世の中に出回っているとします。
そこで、Aさんがインデックス運用をするために、
トミタ株を100株(@500円)、ボニー株80株(@600円)、イマン株50株(@700円)、瑞穂株30株(@800円)を購入しました。
合計購入価格が157,000円、合計株数が260株ですから、平均株価は603.87円です(実際はこんな単純な計算ではありませんが)。

本日、インデックス運用をしていない人達がボニー株だけを売買し、ボニー株だけが高騰し1,000円になりました(その他の株式の売買はなし)。すると、

本日終了時点の4銘柄の合計額=189,000円
合計株式数=260株
平均株価=726.92円

となります。インデックス運用をしない人達が、特定の株式について、
その企業の業績などにもとづいて売買を行うために、
それら特定の株式の株価が変動し、その結果、平均株価も変動するわけです。

インデックス運用をしていない人達がいなくなったら、ボニー株だけが売買されることはなくなります。
そして、インデックス運用をする人達は基本的に売買しません。とすると、どうなるでしょう? 
株価が変動しなくなるのではないかと思ったりするのです。

経済は拡大するので企業の活動は拡大され、
その結果企業の株式の価値が上がると考えられてきました
(ちなみに日経平均株価の算出開始時の価格は176.21円でした。最近は19,000円後半ですね)。

インデックス運用ばかりになったら値動きがなくなる? 
値動きしなくなったら困る人がたくさん出てくるのではないかと心配になった1日でした。



小野正芳

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