簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
今日もがんばっていきましょう!

先日、第147回簿記検定試験が実施されました。
受験した皆さん、出来はどうでしたか?
詳しい講評等は別途アップしていますが、
ここでは第147回検定試験について、簡単に振り返っておきましょう。

3級はとてもオーソドックスな設問でしたね。
過去問中心に勉強してきた方にとってはとても取り組みやすい問題だったのではないでしょうか。
直近の試験と同様に、50%近い合格率の試験となると思います。

特にポイントとなる第3問の試算表と第5問の財務諸表の問題に突飛な問題がなく、
過去問中心に勉強していれば、
「あっ、いつもと同じだ」と感じることができる問題だったと思います。
第1問・第2問もかなりワンパターンな出題で解きやすかったと思います。
勘定の締切の第4問がちょっと戸惑った部分だったでしょうか。
勘定の締切を苦手とする方は多いようで、ご質問も多々いただきます。
なんとクリアされていればいいのですが。

入門レベルの処理はどんな企業でもほとんど同じような取引の処理ばかりです。
ですから、同じような処理を正確にはやくできるほうがはるかに価値があると思います。
今回のようなワンパターンな出題は実務から見ても望ましいなぁと思います。

2級は前回よりちょっと難化したでしょうか。
といっても、前回・前々回が易しすぎたきらいがあり、
今回のレベルが標準的なレベルといえるかもしません。

第2問で、新試験範囲の中でも難しい連結が出題されましたが、
一方で第3問の決算の問題はかなり易しいレベルの問題でしたから、
全体的なレベルはそれほど高くない(標準的なレベル)と思います。
工業簿記も出題実績のある典型的といってよい問題でしたから得点しやすかったのではないでしょうか。

なんといっても第2問で連結が出題され、それに引きづられて、
第3~5問の比較的易しい問題にかける時間を減らしてしまったかどうかが
合否の分かれ目になるのかなぁと感じています。

全体を冷静に見ると標準的なレベルであるため30%を超えるくらいの合格率になるかと思いますが、
連結に引きづられた方が多い場合には20%台の合格率になるでしょうか。

いずれにしても、お疲れ様でした!



小野正芳

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