簿記講座の講師ブログ

写真撮影タイムがある運動会

  皆さん、こんにちは。

 人生で初めて子どもの運動会を経験しました。息子が通っているのはそれほど大きくない幼稚園なので、朝早くから並んで場所取りをする必要もありませんでした。運動場を取り囲むように園児たちがクラスごとに並んで座り、その後ろに保護者が座るというスタイルです。そこから、我が子のかわいい姿をビデオ撮影するわけです。

 かけっこでもお遊戯でも、子どもたちは運動場全体を移動します。特にお遊戯では、自分の子どもが、自分が座っているのと全く反対側で踊る時間帯があったりします。そうすると、撮影されたビデオにはほとんど他人の子どもが写って自分の子どもがほとんど写っていないという状況になります。まさか、自分の子どもがお遊戯の最初から何分目まではどの辺で踊っていて、その後はどこに移動するか事前に教えろ、と先生に要求するわけにはいきません(そもそも子どもたちもある意味自由ですから、誰がどの辺に移動するかは先生にも予測不能でしょう)から、親たちの大移動がなされます。

 そのためなのか、驚くべきことに、イマドキの運動会はお遊戯のあとにポーズを決めた状態での写真撮影タイムがあるんです。お遊戯が終わると、保護者席からカメラを抱えたお父さんが、衣装を着て、ポーズを決め、これ以上ない可愛さをふりまいている(客観的にみれば、親だけにとって、可愛さをふりまいているように見える)自分の子どもの前まで走り、パシャパシャと連写するわけです。これじゃ、まさにダメ息子になること間違いなしです。
 もちろん、私の息子もダメ息子になったのはいうまでもありません。