基本情報技術者講座の講師ブログ

メモリインタリーブ

メモリインタリーブとは、一つの主記憶領域を複数の領域に分割し、並列アクセスすることでアクセス時間を短縮させる手法です。

通常、データにアクセスするときに、CPUは主記憶装置から1つずつデータを受け取ります。
データ量が多い場合、どうしても時間を要してしまいます。

そこで、主記憶装置を分割し、データを受け取る窓口を複数用意します。
例えば、主記憶装置を領域A、領域B、領域C、領域Dと4つの領域に分割します。
そして、領域A、領域B、領域C、領域Dに同時にアクセスすることで、1度に4つのデータを受け取ることができます。

我々が普段、PCやスマホを使うとき、裏側でメモリインタリーブなどの仕組みによって、高速処理が実現しています。おかげで今日もストレスなく作業ができますね。
メモリインタリーブという技術に感謝しないといけませんね。