基本情報技術者講座の講師ブログ
デバッグとバグ

デバッグというとゲームのデバックをイメージする人が多いのではないでしょうか。
よくある逸話で、デバッグを担当したら「壁にずっと当たり続ける」という作業を何時間もやることになった、という話をよく聞きますよね。

システム開発において、実際にデバッグをする際にはテスト仕様書の作成から始まります。
ブラックボックステストやホワイトボックステストなどのテストの手法にもとづき、どのようなテストをするのかを一覧化します。
そして、それをデバッグ担当の人にテストしてもらいます。

当然のことですが、テストにおいて何よりも重要なのはバグを見つけることです。
どのようなシステム開発においても、バグは必ず存在します。
そして、どれくらいのバグを見つけたのか、が品質の証左になります。
たとえば、「バグが0だったシステム」がある場合、そもそもきちんとデバッグしたのかが非常に怪しいですね。
このように、デバッグで見つかったバグはシステムの品質を保証します。
デバッグを担当することになった際には、しっかりとバグを見つけるようにしましょう。