基本情報技術者講座の講師ブログ
ウォーターフォールと手戻り

ウォーターフォールとは、システム開発のもっともシンプルな開発モデルです。
しかし、このウォーターフォールは批判されがちです。
それは、システム開発の性質上、「手戻り」を否定するという特徴があるからです。

そもそも、大規模なシステム開発では手戻りが必ず発生します。
そのため、手戻りを否定するという特徴はシステム開発の現場に適していません。そのため、ウォーターフォールモデルは嫌われがちです。

ですが、ウォーターフォールモデルは小規模なシステム開発においては十分に機能します。特に、自らが利用するシステムを自作するような小規模な開発の場合にはウォーターフォールが適しています。

結局のところ、システム開発のモデルは適材適所を心がけることが大事です。
開発するシステムの内容や開発環境や人材によって、開発モデルを選択しなくてはなりません。

システム開発モデルの特徴をしっかりと理解しましょう。