行政書士講座の講師ブログ
全体を把握すること

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

法律の勉強、特に民法や会社法などの条文数が多い法律を勉強する場合には、自分がどの部分の勉強をしているのかを把握することが大切だと思います。
つまり、全体像を把握して、その全体の中のどの部分を学習しているかを把握することが大切ではないかと思います。

法律というのは、全体で一つの仕組みとなっていることが多いです。
つまり、全体を把握してはじめてその法律の仕組みの全容が理解できるということが多いと思います。
たとえて言えば、ジグソーパズル(jigsaw puzzle)のようなイメージです。
ジグソーパズルを組み立てる場合も、常にはめようとする一片について、それがどこに位置するのかを考えるような感じです。
最終的に、頭の中に、その法律の目次が出来上がるレベルになると良いと思います。
そうすることで、自分がどの部分を学習しているか理解できますので、理解自体も早くなると思います。
また、自分の頭の中に明確に目次が描けないような部分は、自分が苦手としている分野であることの裏返しということですので、自分の苦手分野が明確になるという副次的な効果もあります。

このように、法律を学習する際には、できるだけ全体像を意識して学習することが理解の早道ではないかと思います。

今回は、このへんで。