インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

錯視・善と悪

みなさん、こんにちは。

IC講座担当講師の鈴木です。

学習の調子はいかがですか?

4月のブログに、一次試験は6ヶ月後です と書きました。

3分の1が終わろうとしています。

感想はいろいろあると思いますが、後4ヶ月しかないとカウントダウン思考ではなく、これから今までの2倍の4ヶ月もあるとカウントアップ思考に切り替えて、進んでいきましょう。

今回は「錯視」についてお話ししたいと思います。

錯視については、クイズや頭の体操などでご存知の方も多いと思いますが、面白くて不思議です。

テキストの錯視図形のミュラー・リヤーの図形は、長さが違って見えますよね。    また多義図形のシュレーダーの階段は、天井についている逆さ階段にも見えましたか。

ICの知識に、なぜこのような内容が必要なのでしょうか?

理由は二つあります。

一つ目は、部屋をより広く見せるにはどうしたらいいか、天井を高く見えるようにしようなど設計の際に錯視等を利用して、より快適に感じる空間を作るためです。

二つ目は、気付かずに錯視が生じて惑わしたり、不快に感じる空間を作らないようにするためです。

同じ広さなのになぜか片方だけに人が集まっていく、十分な広さなのに狭く感じる、なんか曲がっている気がして気持ち悪い、など錯視が影響しているかもしれません。

同じ知識で相反することが起こります。まずは正確に理解して、正しく使うと同時に正しく使えているかチェックするということも大切です。

それではこのあたりで、また!