インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

自分の理想の本棚は?

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

今回は「本の収納」についてお話ししたいと思います。
写真は、スウェーデンのストックホルム市立図書館です。設計は「スウェーデンの建築の父」と呼ばれる建築家、エリック・グンナール・アスプルンドで、1928年に完成しました。 360度ぐるりと書架に囲まれています。一周すると階段につながり次の階に行くことができます。全ての本を見渡すことができます。これって理想ですよね。
よく、本、漫画や雑誌が沢山あって、その収納に困っていると相談を受けます。収納のプロは、使っていないものは全て断捨離しましょうというアドバイスだと思います。ですが、それができる人はICに相談しないです。
今の蔵書量は、どのようなサイズの本が多いか、年間に何冊位増えていくのか、どのように収納したいのか、ヒアリングします。大切なのは、「どのように収納したいか」です。
空間の制約は多々ありますが、閉架式書庫のような、写真のように全ての本を見渡せるなど、単に本の収納ではなく、依頼者の理想の本棚を提案することがICの仕事だと思います。

それではこのあたりで、また!