インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

製図には慣れましたか?

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

 二次試験の学習の調子はいかがですか?慣れましたか?自分に適した製図道具を揃えて使いこなせていますか?

 今回は道具の選び方についてお話ししたいと思います。

 動画で道具の説明をしています、あれは全て私が使っている道具です。何年も(何十年?)も失敗を繰り返しながら残った道具達です。今回始めて製図をされる方は短期間で選択していくのは難しいと思うので、参考までに私の製図道具を選ぶ基準と使い方を紹介したいと思います。
 筆記用具類は、基本的には線は鉛筆、文字はシャーペンで書いています。筆圧と定規のエッジ(直角)で決めました。シャーペンで線を引く途中で芯が折れると、そこから続けて描くと合わなくなる可能性があるので、芯が折れない鉛筆を使います。特にフローリングの目地を描くときは少し硬めの鉛筆で一気に線を引きます。線を全部引いてから、まとめて文字を書き込む時にシャーペンに持ち替えます。0.5mmのシャーペンにBか2Bの柔らかめの芯を入れて早く描けるようにしています。
 定規類は、大き過ぎないこと、エッジが直角、透明(クリア)の部分が多い、余計な目盛や文字が入っていない、の4つの条件で決めています。大き過ぎると使っている時に他の道具に当たってしまいます。エッジにテーパーがついているとテーパー分の誤差が生じます、不透明の部分があると下の図面の一部が見えなくなります、必要な目盛以外(メーカー名等)が目立つと惑わされます。

 最後に一つ、図面を描きながら、字消し板、消しゴムや三角スケール等をよく探します(いまだに私も探します)。時間制限があると、使ったらすぐ次の作業に移るのでジャマにならないところに無意識に置き、次に使う時に探してしまいます。
右手で使うものは右側、左手で使うものは左側に置くというルールを自分の中で決めるだけで、時間短縮につながります。

それではこのあたりで、また!