インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

インテリアコーディネーターの実務

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

今年もあっと言う間に1ヶ月終わり2月になりました。みなさん学習の調子はいかがですか? 焦る必要はないですが、あっという間に10月になってしまいます。
既に計画を立ててスタートをしていると思いますが、必ず予備日を作ることを忘れないでください。計画から遅れていくとやる気がなくなってしまいます。まずは計画に予備日を入れ、それでも計画通り行かなければ計画を立て直しましょう。

2020年度の一次試験の問題で、気になったところのお話をしたいと思います。
インテリアコーディネーターの実務についての問題が出題されました。今回の問題はインテリアコーディネーターというより建築設計者の実務の内容になっています。リフォームやリノベーションは両者とも請負う仕事なので、実務の流れを知っておく必要があります。
作成する図面の流れは、下記になります。
①企画・基本計画図;依頼主の要望をヒヤリングして、大まかなボリュームを出します。
②基本設計図;平・立・断面図の基本的な図面作成して依頼者の承認を得ます。
③実施設計図;詳細図、仕上仕様書、構造図、設備図など実施設計図を作成し、施工
業者に見積依頼します。
④施工図;工事契約後着工します。設計者は設計監理をする上で、“施工業者より”実際
の施工方法が描かれた施工図を確認します。
⑤竣工図;竣工後、工事期間で変更された部分を反映した図面。

インテリアと建築、コーディネートと設計 の境目が無くなってきている気がします。チャンスが広がり、いろいろなことができるようになります、楽しみですね。

それではこのあたりで、また!