インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

プレゼンテーション対策1

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

 二次試験の学習の調子いかがですか?慣れましたか?道具は使いこなせていますか?
二次試験の勉強は、「繰り返して慣れること」です。

 プレゼンテーションについてです。以前お話ししたようにプレゼンテーションは設計+製図です。今回は設計について。
「設計」は一次試験で勉強した内容です。と言っても関係する部分は一部です。
課題文に、4人で使うダイニングテーブル、3人掛けのソファーやシングルベッド等を配置すると指示があったら、①家具等の寸法、②配置に必要なスペースやレイアウト方法、を覚えておくことそして、③どのような雰囲気のものにするか、を考えるのが設計です。
ウィンドートリートメントを提案しなさいと指示があったら、①多々ある種類、②設置方法(窓枠内、壁から壁まで等)、を覚えておくことそして、③どのような雰囲気のものにするか、を考えるのが設計です。これらの設計に必要な知識は全て一次試験のためにテキストで勉強してきたことです。二次試験の過去問題を見てください、出題されている設計に必要な知識はかなり限られています。それだけを確実に覚えておけば良いのです。
試験では、迷う時間はありません。自分で4人掛けダイニングテーブルと問題にあったらW1500×D850×H720と決めておくと、ゆったり座るならWやDを少し大きく、高齢者が使うならHを少し低く、というように応用できます。

 設計には答えは一つでは無いです。だからこれでなくてはダメ、ここができてないからダメとはなりません。4人掛けダイニングテーブルを2人しか座れないサイズで描いたら間違っていますが、4人座れれば大きくても、小さくても正解です。難しく考えないで、とにかく手を動かすことが大切です。

それではこのあたりで、また!