インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

二級建築士資格試験の問題

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

以前このブログで、最近の一次試験はインテリアよりも建築寄りの出題が多く、難しくなってきたと書きました。その傾向は続いているようで、2021年度は二級建築士資格試験の問題が出題されました。

【建築基準法により、発熱量1kWhあたり40㎥程度以上の換気が要求される燃焼器具を、次の3つ、半密閉型燃焼器具・密閉型燃焼器具・開放型燃焼器具のうちから選びなさい】という問題です。
建築士の試験では燃焼に要する空気量(理論空気量)を、燃焼源(ガス、灯油等)により計算して換気量を求めます。難しい感じがして捨て問にする前に考えてください。
半密閉型と密閉型燃焼器具は室外排気なので、燃焼による室内空気汚染はほとんどありません。よって、約40㎥の換気が必要になるのは、開放型燃焼器具となります。

一見、難しく思える問題も、単純に考えると簡単な問題になる可能性が高いです。
これは建築関係だから無理!ということは絶対にありません。

それではこのあたりで、また!