インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

床の構法は施工をイメージしながら覚える

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

6月に入りました、学習の進捗状況はいかがですか?アレもコレもと手を広げないでテキスト+問題集を何度も丁寧に繰り返しましょう。
そして、きっちりと休みましょう。

昨年度はインテリア構法の分野から4問出題されました。床の構法、壁の構法、造作と造作材から2問です。今回は床の構法についてお話します。
聞き慣れない名称が多いので覚えにくいですが、床を施工する過程をイメージしながら覚えて下さい。「大引」の上に90°振って「根太」を載せて、その上に下地の合板を載せて、その上に仕上げ材(フローリングやシート等)を張る。この『根太構法』を基本として覚えておくと、近年の『捨張り構法』、「根太」を省略して下地の合板を厚い構造合板に変えて、その上に仕上げ材を張る構法もイメージできます。また、2階以上の床は、大引が梁に変わるだけです。

昨年度の問題の選択肢3つのうち2つは、明らかに間違っているものでした。床の部材を答えるのに壁の部材、鉄骨造の床の下地を答えるのに壁のボードの種類など迷う余地もない選択肢でした。名称を覚えていれば簡単に解答できるものです。多くの名称を忘れないために施工過程をイメージしながら覚えるようにして下さい。                    

それではこのあたりで、また!