ITパスポート講座の講師ブログ

フールプルーフ

人為的なミスによるシステムの誤作動を避ける仕組みをフールプルーフといいます。
そもそもフール(fool)は愚か者という意味で、プルーフは耐性という意味です。
そのため、フールプルーフとは愚か者耐性と訳せます。うっかりしたときの耐性と考えるとイメージしやすいかもしれません。

フールプルーフの例として、以下のようなものがあります。
・扉を閉めないと稼働しない電子レンジ
・蓋をしないと稼働しない洗濯機
・倒れると消える電気ストーブ

身近なITの世界で考えると、入力画面にフールプルーフの仕組みがあります。
例えば、郵便番号を入力する欄には数値しか入れられないような仕組みなどが挙げられます。
人のうっかりミスが起こる前から対処するのがフールプルーフです。何かを作る際にはフールプルーフの考えで設計してみてください。