ITパスポート講座の講師ブログ

耐タンパ性

耐タンパ性とは、機器やソフトウェアが、外部から読み込み、解析、改ざんされにくい性質のことです。耐タンパ性能ということもあります。

タンパとは英語のtamperのことであり、「改ざんする」という動詞です。なので、耐タンパ性は、「改ざん耐性」という意味になります。

耐タンパ性能は「高い」「低い」で表現します。
例えば、改ざんされにくい公的なシステムの場合、耐タンパ性能が高いといえます。一方で、素人が個人的に作成したシステムは改ざんされやすいので、耐タンパ性能が低いでしょう。

昨今はセキュリティ事故が増えており、セキュリティ対策が重要となってきました。そんな現代において、耐タンパ性はセキュリティ性能を示す重要な指標の1つです。ぜひとも覚えておいてください。