危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ
化学の諸概念とは①

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は基礎的な化学のうち「金属の特性」についてご紹介しましたので、今回は基礎的な化学のうち「化学の諸概念」をご紹介していきたいと思います。

〇分子と分子量
分子とは、2以上の原子(物質を構成する最小の微粒子)から構成される物質をいいます。また、分子量は分子の相対質量のことで、分子式中の原子の原子量の総和で求められます。

例えば、水は分子式でH₂Oと表します。これは水素原子2個と酸素原子1個が結合していることを示しています。Hの原子量は1、Oの原子量は16なので、水の分子量は以下のとおりです。
1×2+16=18

〇物質量(モル)
物質量というのは目に見えない原子や分子をいくつか集めた単位をいいます。
実際には質量数12の炭素原子12ℊをひとまとまりとして、この中の原子の数を数えたとき、6.0×1023個あります。このひとまとまりの単位をモル(mol)といいます。
炭素12ℊは6.0×1023個の炭素原子の集まりで1molになります。この6.0×1023アボガドロ数といいます。

そして、1molあたりの粒子の数をアボガドロ定数といい、6.0×1023/molと表します。
質量数12の炭素は他の原子の原子量を決める時の基準になるもので、他の原子でも原子量にℊ単位をつけた 質量の集まりの中には、その原子が6.0×1023個あり、1molになります。

例えば、二酸化炭素(CO₂)1molの質量は、12+16×2=44でこれにℊ単位をつけて44ℊとなります。

今回は基礎的な化学のうち「化学の諸概念」についてご紹介しましたので、次回も引き続き基礎的な化学のうち「化学の諸概念」についてご紹介していきたいと思います。