危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

物理の基礎に関する過去問⑩

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続きから「物理の基礎に関する過去問」をご紹介していきたいと思います。

次のA~Dに示す電池について、起電力の大きい順に並べたものはどれか。
1.B>C>A>D            
2.B>D>A>C            
3.C>A>D>B            
4.C>B>D>A            
5.D>A>C>B 

A.ニッケル・水素電池
B.鉛蓄電池
C.リチウム電池
D.アルカリマンガン乾電池   

各起電力の大きさは以下の通りです。
A.ニッケル・水素電池の起電力は約1.2V
B.鉛蓄電池の起電力は約2.1V
C.リチウム電池の起電力は約3.0V
D.アルカリマンガン乾電池の起電力は約1.5V

よって、起電力の大きい順に並べると、C>B>D>Aとなり、正解は選択肢4になります。

危険物取扱者の試験では、電気の単元は、出題頻度がそれほど高くないですが、起電力の大きさについては、一定程度その起電力の大きさに問われることがありますので、余裕がある方は、おさえておくと良いでしょう。

今回は「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、次回も引き続き「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。