公務員試験対策(一般知能)スペシャリストによるこっそり裏講義

「今はまだ不安だから模試は受けない」「もう少し勉強が仕上がってから…」
という理由でなんとなく模試を回避する心理はわからなくもありません。
しかし、実は、それはとてももったいないことです。

声を大にして申し上げますが、基本的に模試の成績は気にする必要はありません。

それよりも重要なのは、模試を受験した後の分析です。
模試の後の解説講義などをすると、開放感からか、○×をつけて一喜一憂して終わり、
という光景を目にする事がありますが、それでは模試の一番いいところを捨てています。
少なくとも下記の点はチェックしておきたいところです。

■採点した結果、正解していたところが確信をもってマークした個所なのか否かを
 チェックする。確信がなかったのであれば、選択肢をいくつまで絞り込んでいた
 のかを確認する。
■間違えた個所も、絞り込んで最後の選択で間違えたのか、それとも絞り込みすら
 できていなかったのかを確認する。

これらをチェックすることであなたの現時点でのきちんとした力がわかります。

・100%の確信での正答→あなたの現時点での得点
・2択にしぼった上での正答(または誤答)→1/2で正答したことから、現時点で0.5点分
・3択なのであれば、0.3点分。以下同様

例えば、下記の設例を分析してみましょう。
満点:40点
100%の自信→10問、2択で迷った上での正or誤答→8問、あとは適当にマーク→22問

すると、現時点では次のように実力が計算されます。

10+(8×1/2)+(22×1/5)=18.4

重要なのは、全くわからなくて間違えていても、点数は存在するということです。
まったくわからない個所も期待値として1/5の得点はいつでも存在します。
これらを踏まえて、自分の目標とする得点ラインへの距離を測る必要があります。
仮にこの設例の受験生が70%を目標としているのであれば、必要なのはあと10点弱。

これによって、今後の学習の指針がはっきりと浮かび上がるわけです。

どの科目で、あと何点ぐらいなら取れそうか?
80%の高得点をあてにしている科目は本当に80%を目指せそうか?
無理ならば、どの科目の得点率を上げられそうか?
捨て科目の数は適正か?

模試を受験することで、より具体的に「かぎられた勉強時間内で何を優先すべきか?」がはっきりと見えてきます。



岩崎郁人

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