公務員試験対策(一般知能)スペシャリストによるこっそり裏講義

「数的処理ができない」という方の中には
「勉強のやり方が間違っているだけ」という方が多くいらっしゃいます。
もし今あなたが数的処理の実力が上がらずに困っているとしたら、
下記のような状態にはまっていないか、チェックしてみてください。

 
今回はふたつのパターンをご紹介しますが、
共通しているのは「解法が記憶に残っていない」という点です。
大げさに言ってしまえば公務員試験の数的処理は
「手順を覚えているかどうか」ですから、
問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶことが重要です。
ハマりがちなパターンと、対処方法を検討してまいりましょう。
私自身の学習経験も含め対処方法をご提案していきます。

 
その1:「勉強をきちんとやっているのだが、
     1回1回の問題への向き合いかたが間違っている」
「解答をきちんと理解して読み込むことが大事」ということで、
「問題を解く→わからなければすみやかに解答を読む」
の流れを確立していらっしゃる方も多いかもしれません。
この、「解答を読む」ですが、ここに落とし穴があります。
なんとなく読んで、サイクル通りに処理をしているつもりになっていると、
本来の目的は達成できていません。

解答手順を頭に入れることが目的なのですから、
解答の中にある数式が立っている理由や、数式の展開方法などを、
きちんとあなた自身が納得して腹に落とし込むことが必要です。

もし思い当たる節があるとしたら、「読む」だけでなく、
「その場できちんと解答まで導いてみる」というやり方にしてみた方がよいでしょう。

確かに、やり方としては「解答手順のポイントになる所だけ思い出す」であるとか、
「重要な数式や条件整理のところまでやってみる」といったものも、
あるにはありますが、どこがポイントか、どこが重要か、
そもそも、それがわかっていたら苦労しないのではないでしょうか?

その点、最後の回答まで導くのはシンプルです。
この場合、数的推理や資料解釈であれば、計算式をきちんと立てることになりますし、
判断推理や空間把握では、
条件整理や図表のメモ書きをきちんとやってみることになります。

解答まで導くには当然、その場では理解していることが前提になるので、
少し時間はかかるかもしれません。
しかし、これで、「知識がザルから落ちる水のように抜けていく」という悲劇は、
間違いなく回避できます。

 
その2:「次に解くまでの間隔をあけ過ぎている」
「問題集を一通り全部見ないと気がすまない!」
という方がこのドツボにはまりやすいと言えます。

どのテキストや問題集も100ページ以下ということはないはずです。
100ページ以上の書籍を前から順に少しずつやっていくとどうなるか、
1日10ページずつ、その日は完璧にマスターしたとしても、2周目に入るのは10日後です。
10日後であれば、まだよい方です。
数的処理は数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈と、
それぞれに書籍が用意されていることが多いですよね。

つまり、数的推理の第1ページ目をやってから、資料解釈まで一通り見て、
さらに数的推理の1ページ目に戻るころには、
もうきれいさっぱり忘れていること間違いなしです。

これはどの科目にも共通して言えることですが、具体的には一度解いた問題は、
その週のうちに必ずもう一度チェックすることが望ましいと言えます。
「短期間に復習した回数=定着率」です。

私自身の体験では、
「1週間の間に4回解いた問題は、1か月ぐらいほっといても記憶に残っているかな」
という印象です。
それができた問題については、復習は一か月後でも大丈夫。
その間、安心して別の論点に取り組めます。

是非、ためしてみてください。



岩崎郁人

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