簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
徐々に暑くなってきましたね。寝冷えなどすることなく、ご注意を!

いよいよ始まった令和の時代。新しい時代も、より楽しく、より豊かに生きていきたいと思いますが、そこで大事なのが経済力ですね。令和時代の経済はどうなっていくのでしょうか?

令和の時代は、平成の後半から持っているアイデアを実現するビジネスを始めやすい環境が整ってきたので、個人でもピカピカと輝ける時代が到来しそうな予感がします。

 歴史をちょっと振り返ってみましょう。
昭和の経済はモノの時代でした。生活必需品を行き渡らせること、モノのレベルをより高めることが重視されましたから、大量の製品を効率的に(安く)作ることが重要で、巨額の資金・大きな設備が前提の経済でした。そのため、企業に巨額資金を供給する巨大銀行が産業の中心で、みんなで一緒にがんばろう!っていうイメージですね。昭和63年の時価総額世界ランキングをみても、トップ10のうち5社が銀行でした(しかもバブル真っ只中の日本の銀行がトップ10のうちの5社)。

昭和の次、平成の時代は、経済が成熟した(生活必需品が世界中に行き渡った)こと、コンピュータ・ネットワークが爆発的に発展したことから、経済の主役がモノとサービスの二本柱になった時代でした。平成30年の時価総額世界ランキングトップ10のうち5社がネットサービス企業であることも、そのことを裏付けています。
平成の時代の象徴はスマホでしょう。私たちはスマホをいうモノを買う一方、通信やアプリというサービスにも同じくらいお金を払っていますよね。モノとサービスを同じくらい消費するようになったのです。
そして、このサービスですが、提供するためには大きな工場も店舗もいらないケースが多いというのが特徴です。つまり、個人レベルでサービスを提供できる=個人が活躍できる場が拡がった時代が、平成ということなんですね。
ただ、個人が自由に活躍するにはもう1つ要素が足りませんでした。

それは、商売を始めるための元手の集め方の多様化です。
個人がまとまったお金を借りるのは難しいですよね? サービス提供のチャンスが個人レベルにまで降りてきたといっても、商売するためにはそれなりの元手が必要です。でも、それが難しかったんですね。
それが、現在は、クラウドファンディング、ソーシャルレンディングなど、個人が元手を集めやすくなっている状況です。あるクラウドファンディングサイトでは、「世界を熱狂させるソーセージを届けたい」というプロジェクトに400~500万の出資が集まっていたり、「別府湯~園地計画」に3,400万円集まっていたりします。
令和時代はネットワーク化がさらに進むでしょうから、個人の資金集めが簡単になって開業のハードルが低くなり、特徴的な事業(やりたいこと)で輝く個人が多くなる経済になると思います。

そうなるとあとはアイデア勝負!
例えば、最近見た例でナイスアイデア!って思ったのは、「GW10連休中に金融機関が閉まることで資金繰りに困る中小企業に対して、GWの10日間だけ運転資金を貸します!」って商売を始めた会社です。ニーズ高そうですね!
このように、必要なときに必要な分だけ商売するというプロジェクト型の商売で、個人がアイデアをビジネス化できる時代になったと思います。
 
 ただし、1つ肝に銘じておかなければならないことがあります!
それは、個人であろうが、どこかの会社に勤めていようが、アイデアがある・実行力がある人とそうでない人の差が開きそうだということです。自分の能力を磨く継続的な努力をしないといけない厳しい時代になりそうなんですね。ただ、逆に言えば、アイデアと努力次第で活躍の場を広げられるともいえます。
ポジティブに考えて、心機一転、皆さん、令和の時代もがんばっていきましょう!



小野正芳

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