皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
皆さん、あと少しの辛抱です！
新型コロナウィルスによる混乱が試験実施にも影響を与えています。
致し方ないとはいえ、6月検定試験が中止となってしまいました。
1993年に簿記検定試験を受験して以来、長いこと簿記検定試験に関わってきましたが、中止は初めての経験です。1997年までは年2回の開催でしたから、急に1997年に戻った感じですね（受験料も戻ってくれないかな…）。
6月検定試験を受験する予定だった方もたくさんいらっしゃると思います。予定変更を余儀なくされてしまいます。でも、当初の目標に沿って勉強していきましょう！
例えば、6月試験で3級を、11月試験で2級を受験する目標を立てていた方の場合、6月14日は、自宅でエア3級受験をしましょう。過去問題を1回分残しておいて、それをエア受験に当てましょう！ そして、試験日の翌日から2級の教材に取り組みましょう。6月試験を受験したつもりにして、予定通り、2級の学習に進むのです。6月14日までの勉強を本気で続けて、本気で6月14日にエア受験をしましょう。
そうすることで長期的なリズムを崩すことなく、当初の目標に向かって進むことができます。そして、11月に2級に合格しちゃえば、3級に合格する必要はないですね！
また、6月に2級受験をする予定だった方も同じように、6月14日のエア受験に向かって一生懸命勉強を進めましょう。その後、1級に進む方は6月15日から1級の勉強に進みましょう。
6月検定で簿記の勉強を終了する予定だった方にとって、今回の出来事は1級を目指してみなさいという神様のお告げかもしれません。だまされたと思って、1級の勉強に進んでみるとよいことがあるかもしれません。1級・税理士試験の受験者は激減している一方、会計業務はそれほど減っていませんし…。
人生、思いもよらぬ事で、当初の予定の変更を余儀なくされることもあります。
でも、長い人生でみればちょっとした誤差にすぎません。
今は厳しい時期かもしれません。 でも、80～90年の人生の中で、実際の受験時期が半年ずれるくらい気にしないくらいの気持ちで勉強を続けていきましょう！
