簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

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2010/11

子育て方法

未分類

 皆さん、こんにちは。

 私には今2歳の子供がいます。ですから、今のマイブームは子育てです。世間では、お受験や習い事がはやりで、小さい頃から英語を勉強させたり、有名幼稚園や小学校に入学させるために、小さい頃から塾に通わせたりと、結構大変なようです。ですから、私もどうやったらうまく子育てができるのだろうと、一生懸命に試行錯誤をするつもりでした。

 でも、やっぱりやめました。うすうす感じてはいたのですが、そんなことをしても無駄だと思うからです。

 そんなことをしても無駄だと思うようになった理由はいくつかあります。

 まず、1つめは投資とリターンの関係が明らかではないことです。有名小学校に入学させると学費だけで年間100万円近くかかるそうです。それがエスカレーター式で大学まで行くと一サラリーマンにとっては天文学的な数字になります。しかし、一方で有名小学校を卒業した人が将来どのようになっているのかを知ることはできません。つまり、リターンを予測することすらできません。たとえば、有名小学校が卒業生の追跡調査をして、卒業生○○人のうち○○人が△△大学に行ったとか、卒業後の実績がまるっきり不明なのです。

 2つめは、知識が必要になれば自分でいくらでも勉強できるわけですから、小さいうちから親が押しつけることはないだろうと思うからです。私も中学の頃に習い始めた頃から英語が嫌いでたまりませんでしたが、どうしてもマスターしなければならない状況になったことで、普通の読み書き会話くらいはできるようになりました。要は自分にとっての必要性の問題だろうと思うわけです。

 3つめは、統計分析から「子供の能力は生まれたときにある程度決まっている。環境で変えられるのは全体の数%に過ぎない」ということが明らかになっていることです。『ヤバイ経済学』でスティーブン教授は過去数十年のデータを使って実証していますし、同様の結果が複数の本で主張されています。

 とすれば、大変なお金と労力を使って、予測するデータすら公表されていない状態で、難しいリターンを求めてお受験に向かうよりも、精神的に不幸にならないような生き方だけを教えていればいいのではないかと思うのです。(たぶん)多くの識者の合意に基づいて行われている義務教育を受けさせ、その後は自分で決めさせるのがいいのではないかと思うのです。今、生きている上で義務教育の内容がわかっていれば、生活に困ることはありませんから、義務教育後のことは、高校へ行った場合のメリット・デメリット、大学に行った場合のメリット・デメリットを教えて、後は子供自身に決めさせるのが、もっとも最良かもしれません。といいつつ、いろいろなレールを敷いてやるんだろうな・・・。



小野正芳

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