簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

 皆さん、こんにちは。

ここ数日、携帯への最も効率的な充電方法についていろいろ調べています。

前回のブログではソーラー充電器による充電を始めたことを書いてみましたが、その前から1つの懸念がありました。それは、ソーラー充電器を使って充電した場合、結果的に省エネにはならないのではないかという懸念です。

この問題の答えを出すためには、次の2つの事柄を比べなければなりません。

・これまでと同様に、発電所で作られた電気を充電するときの電力量
・ソーラー充電器の製造から消費者の元に届くまでに消費される電力量

今回の大震災で省エネはもうコストだけの問題ではないことははっきりとしました。おそらく電気料金が3倍になっても必要な電力を購入するでしょう。いかに消費電力を減らすことができるかもコストと同じくらい重要な要素になったと思います。これまでは、ソーラー充電器を購入し、ソーラー充電器で携帯に充電するよりも、コンセントから充電したほうが安くかつ速かったので、コンセントから充電してきたのだと思います。

私の携帯の電池は3.8Whの容量です。毎日充電していますが、充電を開始するときには残り60%くらいになっていることが多いので、毎日40%くらい使用していることになります。ということは、毎日3.8Wh×40%=1.52Whの消費電力ということです。

ソーラー充電器がどのくらいの期間使えるのかはわかりませんが、仮に年間だとしましょう。毎日1.52Whの充電を5年間行うと消費電力は2,774Whです。

一方、ソーラー充電器を作り、私の手元に届くまでにどのくらいの電力が消費されるのでしょうか? もちろん、2,774Wh以下であればソーラー充電器による充電がより省エネであるといえます。しかし、メーカーが公表してくれないかぎり、ソーラー充電器の製造・販売のために必要な消費電力を知る術はありません。

また、発電所に投入される燃料などの資源とソーラー充電器を製造するための原料(資源)はどちらが少なくてすむのでしょう。こう考えてくると何が省エネなのかわからなくなってきてしまいます。太陽光発電といった本格的なソーラー発電を普及させる前にもっとこういったことを考えておかなければならないと思います。

ちなみに2,774Whの電気代は約62円、量販店ではソーラー充電器が2,000円前後で売られています。コンセントから充電するほうが圧倒的に低コストですね。



小野正芳

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