簿記講座の講師ブログ

もう、私たちかわいそう!

 皆さん、こんにちは。

 とてもかわいそうです。

 先日、【公務員の給料が高いのはなぜでしょう?】というブログを書きましたが、そこでは、いろいろな面で公務員の給料が批判の対象とされており、ちょっとかわいそうだなという話を書きました。そしてまたまた公務員の給料ネタが出てきました。

 大震災の復興資金捻出のため、国家公務員の給料を1割削減するというものです。

 テレビで報道されるような公務員給料の話は、周辺の民間水準よりもかなり高いからけしからん的な話です。

 でも一方で私と同年代の人たちはどうなのかと思ってしまいます。私と同年代の公務員の方たちはバブル崩壊後に公務員となったため民間企業から便宜を図ってもらう(例えばノーパンしゃぶしゃぶに行く)といったこともなく、定年後の天下りもあまり(というかほとんど)期待できず、そういったメリットと引き替えに低く抑えられていると言われている給料さえもさらに引き下げの対象となり、子ども手当も廃止されることが濃厚な上に扶養控除の廃止は確実・・・。

 あぁ、もうかわいそう! 

 でもよくみてみれば、「民間企業から便宜を図ってもらう」・「天下り」という点以外は、私も含めた30歳代すべてに共通することであり、「あぁ、もう私たち30代はかわいそう!」と思ってしまいます。

 でも、若年者は選挙に行ってないんですよね。選挙に行っていない者は文句を言う権利すらないと前回書いてしまいました。我々30歳代は、世代として文句を言う権利すらないという自己崩壊を起こしたので、今回はこれで終わりです。