簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

 皆さん、こんにちは。

 現在、新卒者の就職先が足りない問題が生じている一方で、数年後には団塊世代が労働市場から完全に退出する(嘱託としても働けない人が出てくるため)ことによって、労働力が圧倒的に不足することが心配されています。そのために定年を延長して高齢者をできるだけ労働市場に残したり、女性がもっと働きやすい環境を整えることの重要性が叫ばれています。

 先日、たまたま、平日(金曜日)の休暇がとれたときのことです。長男を幼稚園に送り出したあと、妻と次男とでショッピングモールに出掛けました。すると、平日にもかかわらず、お客さんの多いこと多いこと。平日なのに驚くべき数です。

 昼食もそのショッピングモールにあるレストランでとりました。こちらはたまたまの休みで久々においしいものを食べようとそこそこの価格帯のお店に入りました。なんせ長男がいると、おこちゃまメニュー満載のお店にしか行けませんので、ベビーカーでおとなしくミルクを飲んでくれている次男だけしかいないときはおいしいものを食べる唯一のチャンスなんですね。

 そのレストランは約30席。11時30分に入りましたが、私たちが入って10分もするともう満席となってしまいました。お客さんの層は、ほとんど(25席)が30~50才台の主婦グループ。あとの5席は私たちのようなファミリー。この光景を見て確信しました。日本には働き手がたくさんいます。それはそれはパワフルにお食事とおしゃべりをしてらっしゃいます。あのパワフルさがあれば、どんな仕事はでもできるのではないかと思えるほどのパワフルさです。

 しかも、この不景気といわれるご時世に、奥様方だけで結構な価格のランチを食べて、時間を消費しているわけですね。毎日くたくたになるまで働いているサラリーマンの昼食代の平均が500円まで落ちているこのご時世に、奥様方はかなりの消費をして日本経済を支えているわけです。

 ということは、彼女らが労働力の供給者になることで労働力不足を解消することは十分できそうなのですが、その分、消費をする人が減ってしまうのではないかとも心配になります。働いている時間以外で同じような消費をしてくれるならいいのですが、たいていの場合、仕事が忙しくなるとお金を使う時間もなくなりますよね。そうなると、さらに不景気になってしまうのでしょうか。



小野正芳

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