簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。

私は、「法律でいじめはなくならない」と子どもたちが言うことに同意します。
なぜなら、子どもは大人の姿を見て育つからです。
教員として教育現場に関わることもあり、2人の子どもの親として教育現場に関わることもあり、「子どもは親の姿を写す鏡である」と強く思うようになったからです。

特に子どもの親として教育現場に参加すると、普段から問題行動をとる園児の親はどうでもいいことに文句を付けるクレーマーだったりすることが多いのです。
教員として教育現場に参加するときはサービス提供側ですから、サービス需要側(代金支払い側)の親御さんの意見をできる限り受け入れなければならないと考えてしまいます。
その結果、多少無茶な養成であってもできる限り対応しようとします。

一方、サービス需要側の立場で教育現場に参加すると、同じサービス需要側にいる親御さんたちのうちのほんの一部が無理難題を先生たちに押しつけていることがよくわかります。
人は場面ごとに行動を切り替えることはできません。普段の考え方・言動がどんな場面でもにじみ出てしまうと思います。
無理難題を先生たちに押しつける親御さんは、普段の生活でも、いたるところでそのような状況にある可能性が高いでしょう。

そのように行動している親をみて、子どもはどう思うでしょう。それが当たり前だと思うに違いありません。親がやっているんだから、僕(私)もやっていいんだと思うでしょう。

公共の場で喫煙する人は後を絶ちませんし、酔った勢いで駅員に対してふるわれた暴力は過去最高です。
企業は仕事ができないという理由ではなく、あいつは気に入らないという理由で窓際族に追い込んでしまいます。
最近は、鬱になるまで意味のない作業をやらせて、自己都合で辞めさせてしまうブラック企業も問題になっています。
消費税増税(国を運営するコスト負担のための支払い)には反対ですが、家電エコポイントや自動車購入補助金(国からの収入)には賛成です。程度の差はありますが、かなりやりたい放題な気がします。

要するに大人にこれだけの問題があるのですから、子どもの世界だけを正常化させようとしても無理だと思うのです。

いじめ対策基本法ができたことについてNHKが子どもたちにインタビューしていましたが、その答えは「法律でいじめはなくなることはない」でした(たしか、88人中87人がそう答えたと記憶しています)。

その答えを聞いて、大人がしっかりしなきゃいけないなと思い直したのでした。



小野正芳

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