簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。

前回はちょっとふざけた話でしたが、
今回は、またいつものパターンに戻ります。

最近は景気が良くなってきたといわれ、
レジャー施設やショッピングセンターはどこも賑わっていますね。
そこで問題となってきたのが、労働力不足です。

そもそも少子化で若年層の労働力が減ってきて労働力の供給が減っているところに、
景気による労働力需要が高まりました。

供給が減って需要が増えた結果は、経済学が教えるとおり、
価格(給料)の上昇です。労働者にとってはもらう給料が多くなり、
企業(経営者)にとってはコストの増加です。
 
意図的なわけではない(労働者が意図的に景気をよくしたわけでもないので)でしょうが、
労働者の逆襲が始まったわけです。
こうなると、労働者はよりよい条件を求めて労働市場を移動します。

とくに、アルバイト・パートの世界では顕著です。
そもそもアルバイト・パートとして働いている人は会社に対する義理もないし、
安い時給でいいように使われているのですから、
よりよい条件を提示するバイト先が見つかれば、さっさと乗り換えることでしょう。

経営者はそれに対応しなければなりません。
ファストファッションを代表する企業の社長は「優秀な人材がアルバイトで働く時代ではなくなったので、
希望者を正社員にする」と言いました。

ということは、これまでは、「優秀な人材」でさえアルバイトで使い回してきたということでしょうか?
また、低価格居酒屋を代表する企業は安い労働力を調達できなくなり、60店舗を閉鎖しました。

いずれにしても、労働者側に有利な状況になってきたことに変わりはありません。
労働者は、給料が安く、仕事がきついところでは働く必要がなくなってきたのです。
こんな状況がいつまで続くでしょうね?



小野正芳

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