簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
試験まで追い込みの時期ですね!
ちょっと無理しつつも、あまり無理せず(?)、がんばっていきましょう!

今回はよくあるご質問を2つ紹介したいと思います。

1つめは「未払金」と「未払費用」の違いに関するご質問です。
「未払費用」は費用の見越によって生じる項目です。
借入金があるけれども利払日になっていない場合、当期に払うべき利息について、決算日に

 (借)支払利息 ×× (貸)未払利息

としましたね。このときの「未払○○」をまとめて未払費用といいます。
つまり、「継続的にサービスを受けているけれども、
(支払の約束日になっていないために)支払っていない」ときに生じる項目です。

一方、「未払金」は「すでに終了した取引について、まだ代金を支払っていない」
ときに生じる項目です。有価証券を売却して代金を受け取っていない、
固定資産を売却して代金を受け取っていないといった、
すでに取引は終わっているけれども、その精算がまだというケースにおいて使う勘定です。

つまり、支払が終わっていないという共通点はあるものの、
「未払費用」の場合は継続してサービスを受け続けているのに対して、
「未払金」の場合はサービス(財)の提供が終わっているという違いがあります。

2つめは試算表・精算表・財務諸表の配点に関するご質問です。
特に「各表の末尾の合計額は配点箇所になるのか?」というご質問を受けます。

問題集の最後の部分に収録している本試験形式問題では配点まで示しており、
☆の部分が横一列ですべてあっていれば、その部分に2~3点ずつ与えられると考えられます。

一方、末尾の合計金額に配点されることは滅多にないと考えられます。
全体で20~30点の配点ですから、重要な部分に配点するだけで、配点を使ってしまうからです。
ただし、最終行まですべて計算して、貸借の合計額があっていれば、ほぼ間違いなく、その試算表は満点だと思います。

なお、商工会議所から正式な解答や配点が公表されていませんので、
配点箇所は弊社の予想ですが、少なくとも部分点方式で採点されているものと一般に考えられています。



小野正芳

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