簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
だんだん暖かくなってきましたね。眠さに負けずがんばりましょう!

今回は、カンマなど、解答用紙への記入全般について取り上げたいと思います。

普段の生活ではカンマをつけて数字を書く機会がほとんどなかったり、
数字を書くときは自分のメモ(他人に見せる書類ではない)であるため続け字を使ったりしているケースも多いかと思います。
しかし、簿記検定試験では、カンマを付けて、続け字は使わず、1つ1つの数字を読みやすく書く必要があります。

これは“検定試験のため”だけに必要なことではありません。実務全般で必要なことだと思われます。
そもそも、簿記は何のために行われるのでしょう? 
会社の状況を記録して、できあがった情報を使うために行うのです。
情報を使うのは、経営者、管理職の人々、投資家、銀行、税務当局など多岐にわたりますが、
利益や財産という会計情報を創り出すために簿記という技術が使われているのであって、簿記(記録)そのものが目的ではありません。
 
とすれば、記録を行う際、そして最終的な情報(財務諸表)を作成するときには、
その情報を使う(読む)人の立場に立って書く必要があります。
ですから、カンマを付けた方がいいですし、続け字は使わない方がいいですし、
数字は読みやすく書く方がいいでしょう。

カンマを付けると桁が一目瞭然ですから、読む側にとって取引規模がわかりやすくなります。
また、領収証などではカンマを付けなければ脱税に巻き込まれかねません。
カンマがない場合、「0」を付け加えることが容易だからです。

続け字もないほうが読み手にとって読みやすいでしょうし、
1つ1つの数字も読み間違えないような丁寧さで書く方がいいと思います。
とくに「1」と「7」の区別、「0」と「6」の区別がきちんとできるように気をつけましょう。

簿記検定試験で、こんなところまで学んでおければ、資格取得後にとても役立つこと間違いなしです!



小野正芳

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