通関士講座の講師ブログ

東北地方太平洋沖地震の貿易に対する影響

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。

財務省は、宮城、福島、岩手の3県にある9つの税関が地震や津波で被災したため、
通関手続きを行う見通しがたっていないと発表しました。
3月14日から業務ができない支署・出張所は、岩手県=大船渡・釜石・宮古、
宮城県=仙台塩釜・気仙沼・石巻・仙台空港、福島県=小名浜・相馬とのことです(2011年3月13日報道)。

まさに、東北地方太平洋沖地震により、津波等の影響をうけた場所ですね。

申し出があれば、他の税関支署などに振り替えてできるよう、
調整するそうですが、大変な影響がでます。
通関手続を行うことができる支署・出張所の絶対数が減少しますので、当然、貿易量が激減します。

天災が貿易業界・日本経済へ与える大きさを感じる出来事です。