ファイナンシャルプランナー 岡部朱美さん

実務家密着取材

直撃インタビュー
ファイナンシャルプランナー 岡部朱美さん

ファイナンシャルプランナー

岡部朱美さん

「努力は自分を裏切らない」
不動産業とFP業を武器に
信念を持って突き進む女性リーダー

1991年 両親の営む損害保険代理店に勤務
1994年 損害保険特級資格(当時)取得
2007年 株式会社アドバンス代表取締役に就任
2009年 ファイナンシャルプランナー(AFP)資格取得
2009年 アドバンスに「岡部朱美FP事務所」を併設
2009年 宅地建物取引主任者資格取得
2010年 宅地建物取引業を開始
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URL : http://www.kd-advance.co.jp/index.htm

「株式会社アドバンス」の代表取締役を務める岡部朱美さんは、宅地建物取引主任者をはじめ、ファイナンシャルプランナー(AFP)など取得した多くの資格を業務に生かしています。保険代理店として営業してきた会社はその後、ファイナンシャルプランナー事務所を併設、2010年からは宅地建物取引業も開始。「先進、進歩、上昇」を意味する社名そのままに成長し続ける岡部さんの足跡や、未来を見据えた取り組みなどについてお聞きしました。

専業主婦が心機一転!家業の損保代理店を手伝うことに

岡部さんは短大卒業後に結婚。その数年後から両親の営む損害保険代理店で働き始めました。学生時代に保険業界への関心があったわけでもなく、業務に関する基礎的な知識はゼロからの出発だったそうです。

「質問するにも調べるにも、何がわからないかということすら、わからなかったですから(苦笑)。当然、失敗もたくさんしました」

実務に携わりながら何もかもが勉強の日々。仕事の経験を積み重ねるなかで、損害保険特級資格(当時)を取得しました。保険業界に入って4年目のステップアップです。

それから間もなく到来したのが金融ビッグバン。銀行など金融機関の「護送船団方式」を崩壊させるような、大規模な金融制度改革が進行しました。社会は規制緩和の時代に突入。生損保の垣根が取り払われ、異業種の保険代理業も認められるように。保険会社は代理店の大型化や業務効率化を最優先にします。結果、多くの同業者が競って統廃合しました。

「その時期は私も紆余曲折がありましたが、エリアをサポートする大型保険代理店を、仲間3人とともに設立しました。本腰を入れて生保代理業に取り組もうと思い始めて、上場までも視野に入れていたのですが……」

お互いの意見が合わず、岡部さんは出直しを決意。2007年、「株式会社アドバンス」の看板で再出発を図ったのです。

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保険代理業の先行きに疑問を抱き、次に目指したのは宅建試験

右も左もわからない状態で保険業界に足を踏み入れ、早15年がたとうとしていました。そのころ岡部さんの胸には、次第にある思いがわいてきます。

「保険代理業の先行きに疑問を抱き始めました。今までと同じように業務を続けていても生き残れないんじゃないか、という危機感ですね。お客さまが安心して話に耳を傾けてくださり、“岡部さんに任せておけば大丈夫”と思っていただけるようなバックボーンが欲しいと思いました。そこで資格の重要性に気がついたんです」

会社を軌道に乗せるべく本業に奮闘する一方で、資格試験の年間計画を立てた岡部さん。2009年度に受験した資格の数は、宅地建物取引主任者やファイナンシャルプランナー(AFP)など10前後にも上ったといいます。

「どの資格試験も独学で臨み、すべて合格しました。当時の私にとっては、時間的にも経済的にも独学以外の方法は考えられませんでしたから。その代わり学習計画は、試験日から逆算して綿密に練りました。ただ、宅建の試験勉強は3カ月間を見込んでいましたが、予期せぬアクシデントが発生したおかげで、2カ月しか勉強できなかったんです。それでも、ちょっとのすき間時間もおろそかにしないで勉強して、一発合格を果たしました」

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FPと宅建の資格を武器に、業務拡張

2009年に「岡部朱美FP事務所」をアドバンス内に併設。翌年にはアドバンスで宅地建物取引業を開業します。さらに2012年にビルメンテナンス事業部を開設、2013年には賃貸住宅管理業に登録しました。

「高齢化社会や手数料率の低下など、保険代理店業を営む環境は著しく変化しています。リーマン・ショックや震災の影響も大きいです。そんななかで取得したファイナンシャルプランナーや宅建といった資格を生かして、事業の幅を広げることができています。可能な限り資格に挑戦しようという決心は正解でしたね」

ファイナンシャルプランナー業や不動産業の新規顧客開拓は、保険代理店業の顧客をはじめとした、それまで付き合いのある人々からの紹介が多いとのこと。

「不動産売買の仕事で思い出深いのは、1年以上も物件に買い手がつかず困り果てていた知人が、私を頼ってきたときのことです。知人は『これが今月中に売れなかったら、またお金借りないと……』なんてこぼしていました」

当時は不動産業を始めて間もなかった岡部さん。しかし、その物件は10日もかからず売却できたそうです。

「売れたときに知人夫婦から『これで安心してお正月が迎えられる。本当にありがとう』と繰り返しお礼を言われて、今でも忘れることのできない大きな達成感を得られました」

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“努力は自分を裏切らない”という信念を持って

この出来事で岡部さんは、あることを確信したといいます。

「物件は心を込めて扱えば、必ず契約が成立するものだと。たとえば賃貸なら、どのような条件の部屋であっても、そこを求めている人はいるはず。そういうことを常に頭に置いて物件と接しています。不動産広告の間取り図やキャッチコピーなどをつくるときは、“どうにかしたい”という強い思いで工夫をするんです」

不動産事業は売り上げ面で見ると、会社全体の半分程度を占めるまでに伸びているとのこと。現在は3名のスタッフが実務に携わっているそうですが、今後も業務の拡張とスタッフの増員、また、板橋区に構えている事務所の都心への移転など、「先進、進歩、上昇」を意味する社名そのままに成長し続けようとしています。

「“生命と財産を守る”という仕事に私は誇りを持っています。それとともに、多くの資格を取得したことは、突き詰めて勉強して勝ち取ったものですから、仕事をするうえでの自信にもつながっています。今、資格試験に向かってがんばっている方々には、“努力は自分を裏切らない”という言葉を伝えたいですね」

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