簿記講座の講師ブログ

バブル超えの人が3割!

 皆さん、こんにちは!
 簿記講座担当の小野です。
 秋も深まってきて、寒い日が増えてきました。
 皆さん体調管理には十分気をつけて!

 日本人のうち3割の人々がバブル超えの状態となっています。
 何がバブル超えなのか?
 所得です。
 なんと、日本人のうち3割の人の所得がバブル期の所得を超えたらしいのです!
 所得の伸び第1位は山形県、第2位は秋田県、第3位は島根県だそうで、特に地方圏の所得の伸びが目立っています。

 山形県は県内市町村の8割がバブル期を超えていて(ということは、県内が全体的に景気がいい感じなのでしょうか)、県内を縦断する高速道路ができて、製造業の企業が入ってきたり、農業生産物の出荷が増えたりということを主因として、個人所得が大きく増えています。
 秋田県にも製造業の企業が進出したり、農業生産物の出荷が増えたことが県民の所得を大きく伸ばしました。
 北海道も一部の地域の所得が大きく増えました。そうです。ホタテなどの魚介類を輸出している地域の所得が大きく伸びているんです。
 ホタテで有名な猿払村の平均所得は732万円で、バブル期を50%も上回っています。年収ではなく、所得が732万円なので、年収は1,000万円を超えているでしょう。しかも、猿払村の「平均」所得なので、平均的な村民の収入が1,000万円ということですから、すごい状態ですよね。平均年収が1,000万円を超える町ってどんなに盛り上がっているのか、ぜひ見に行かなければ!

 バブル崩壊後の30年間の物価上昇率は8%程度です。それを考えると、バブル期の所得を超える人が3割しかいないということで、実質2割程度しかバブル期の状態を超えていないということでしょう。
 世界の国々は30年で1.5倍~2倍くらいの成長を遂げています。まずは、多くが過去最高の利益を稼いでいる大企業が、中小企業から購入する財・サービスの価格を10%くらい上げてあげましょう! そうするとみんなが潤い始めてハッピーになると思うのですが…。