株式会社寺岡精工がスーパーマーケットなど小売店の発注作業を自動化するシステムの販売を開始しました。これは、AI（人工知能）を用いて需要を予測し、AI自身で商品を発注するシステムです。
このシステムは、POSシステムと店舗の基幹システムを連携し、販売実績をもとに需要を予測します。さらに、天候や近隣他店舗の販促イベントなどの外的要因も踏まえて、より適正な発注数を予測します。要は、ビッグデータも活用して発注数を決めていきます。
それまでの人の経験や勘に依存した発注が、AIとデータに基づく高精度な発注になると考えられます。それだけではなく、発注漏れなどのヒューマンエラーも防止でき、発注作業の工数自体も削減できます。まさに一石三鳥なシステムです。
このように、これまで人にしかできないと思われていた業務がこれからは次々にAIに切り替わっていくことでしょう。
