2024年度より、日本でもデジタル教科書が導入されます。
まずは小中学校の英語から導入する予定です。
海外では、すでにデジタル教科書が導入されている国もいくつかあります。
韓国では2020年時点でほぼ全ての小中学校に導入済みで、シンガポールは2007年にいち早く導入しました。日本の動きはずいぶん遅いようですね。
デジタル教科書導入の遅れの背景としては、法整備があります。義務教育が国の管轄である以上、法整備から始めなくてはならないので、どうしても動きが遅くなってしまいます。
また、ネット環境にも原因があります。デジタル教科書はWeb上からダウンロードする必要があるため、学校に十分なネット環境が必要となります。
これらの理由からなかなか教育のIT化は進んでいませんでした。
教員の不足など教育のIT化には懸念がつきません。
ですが、デジタル教科書の導入で日本の教育がどのように変化していくのかは楽しみですね。
参考記事：https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE193BD0Z10C22A8000000/
