基本情報技術者講座の講師ブログ

IEサポート終了後

2022年の6月にInternet Explorer(以下、IE)のサポートが終了しました。
長年Webブラウザとして活躍していたIEのサポートが終了し、Microsoft Edgeというブラウザに切り替わりました。
ところが、バルテスという企業の調査によると、12%のユーザーが今でもIEを利用していることが判明しました。35%のユーザーはEdgeのIEモードを使用しているようです。
どうやら、業務システム上IEを利用せざるを得ない人々が65%もいるようです。

ただ、IEのサポートが終了したので、セキュリティ上に大きなリスクがあります。
これまで、ITの脆弱性が発覚した場合には、更新プログラムで脆弱性は修正されていました。
しかし、今後はどんなに重大な脆弱性が発覚したとしても修正は行われません。
そのため、IEの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が今後増えていくでしょう。

現に、YouTubeやAmazonはIEへのサポートを終了しています。
大手のWebサービスが警戒しているくらいですので、IEを使い続けるリスクは非常に大きいでしょう。
もし、未だにIEを使い続ける人が近くにいたら注意喚起してあげてください。

参考記事:https://it.impress.co.jp/articles/-/23574