基本情報技術者講座の講師ブログ

ブルートフォース攻撃対策

ブルートフォース攻撃とは、総当たり攻撃のことで、特定の文字列や数字を組み合わせて不正ログインを試みる行為です。

例えば、4桁の数字のパスワードの場合、0000〜9999の1万通りのパターンがあります。そのため、1万回試行すれば不正ログインできてしまいます。コンピュータを使えば、短時間で簡単にパスワードを破ることができます。

対策として、アルファベットや記号を組み合わせる方法が定番です。パターンを増やして複雑化することが大事です。
他にも、ログイン試行回数を制限するという方法があります。Webサービスで4回ログインに失敗するとアカウントがロックされることがありますが、あれはブルートフォース攻撃対策なのです。他にも、ピースをはめるパズルや「マンホールを選ぶ」のようなパズルを組み合わせる方法があります。これはロボットと人間を識別することで、ブルートフォース攻撃を回避しているのです。